新学期初日の授業紹介

新入生初日の授業は

実習「画材体験」
さまざまなアナログ画材の使い方を学習して作品を作る授業です。

最初の画材は「鉛筆」です。
一本の鉛筆でも、筆圧をコントロールして描くことで、濃淡明度を描き分けることができる学習を行いました。

鉛筆には、「B]だとか「H」といった表記で濃さや硬さの種分けがされています。鉛筆の濃さはBの数値が大きいほど濃く、Hの数値が大きいほど薄くなり、芯の硬さはBが大きいほど軟らかくHが大きいほど硬くなります。筆圧と硬さを使い分けて明暗の諧調をコントロールしながら描いていきます。

午後の授業は

理論教科「アニメ概論」です。アニメ作品を鑑賞しながら作品研究作家研究を行い、企画力表現力演出力を学習します。
宝塚市手塚治虫記念館との関わりが深い大デ・アニメーション学科は、手塚治虫作品を最初の教材に取り上げて学習しました。
日本初のテレビ番組アニメ「鉄腕アトム」です。

鉄腕アトム以外にも「ジャングル大帝」「リボンの騎士」「悟空の大冒険」「バンパイヤ」を見ましたよ。

新２年生たちの最初の授業は

就職活動の参考になる映画「プラダを着た悪魔」を教材に、学生気分とプロの世界の違い、新人時代の過ごし方、人間関係、自分の夢を追いかけることについて学習しました。

映画演出としても秀逸な映画なので、次回は演出技術についても学習します。