MENUCLOSE
 
 

授業紹介【アニメ原理】

2024.04.16アニメーション学科

大阪デザイナー・アカデミー|イラスト・アート・コミックイラスト・マンガ・アニメ・CG・ゲーム・
グラフィック・フィギュア・特殊メイク・インテリア・プロダクト・フィギュア・ファッション・アクセサリーの専門学校

11班の班長を務めることになったアニメーション学科長の森です。

新入生の実習授業「アニメ原理」です。

動画を描くための基礎学習授業です。
アニメを作るにあたって、コマの認識が大切です。
と言っても、現在のアニメ作品は、データで仕上がるものなので「コマ」と言ってもつかみどころがありません。
そこは、フィルムでアニメを作っている時代からアニメーション教育を行っている大デ。どこの学校も持っていないであろう、フィルムで制作されたアニメーション作品を教材で持ち出してきました。

ラッシュプリントを編集

するときに使う器械、ビュアーです。両脇にリワインダーを取り付けてラッシュプリントフィルムが巻かれているリールをセットし、ビュアーに通します。ランプのスイッチをオンにすれば、ビュアーの明かりが点灯し、手動でフィルムのひとコマひとコマを画面で見ることができます。

昭和の時代に

映画がフィルムからビデオテープに変わり、さらに、ディスク、デジタルデータとなり、ひとコマひとコマを手に取って見ることができなくなりましたが、大デのアニメーション学科ならこのようにひとコマを目で見ることができます。
さらに、手動でコマ送りしながら「アニメの動き」を目の当たりにして、新入生たちは歓喜を上げました。

ビュアーを手動で回して動きを見ると、アニメワークで作成した「ゾートロープ」がどうして動いて見えるか理解できるね。

テレビやネットで

勝手に動いて見えるアニメを見て、何がどうなっているのかよくわからないけど、動いてるのは当たり前感覚でいた新入生も、毎年この〝アハ体験〟をすることで、受け身で動きを見せられる立場から、自分たちで動かせるんだという実感を手にすることができるのです。大デ・アニメーション学科だけで味わうことができる〝アハ体験〟です。
これで、ひとコマ撮り3コマ撮りの意味も実感することができます!

アニメが動いて見える原理を実感

できたアハ体験が冷めやまぬうちに、フィルムの間欠運動を間近に観察できる映写機を触ってもらいました。

arrow

おでかけひよこ おでかけひよこ まずはオープンキャンパス来てや〜