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「描く人 安彦良和」展覧会見学 兵庫県立美術館

2024.06.15アニメーション学科

大阪デザイナー・アカデミー|イラスト・アート・コミックイラスト・マンガ・アニメ・CG・ゲーム・
グラフィック・フィギュア・特殊メイク・インテリア・プロダクト・フィギュア・ファッション・アクセサリーの専門学校

8月27日(火)の記事です。

兵庫県立美術館で開催中の「描く人、安彦良和」展を見学してきました。

1979年、大デ・アニメーション学科創立のちょうどそのころにテレビ放映が始まった「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザイン、作画監督をされた安彦良和さんの現在進行中の活動をも紹介した原画展。素晴らしい展覧会でした。

アニメーションカリキュラムが独立して学習が始まりました

アニメーション専攻コースとしてアニメーション学科がスタートしましたが、その第1期生が2年生に進級する年に、同時期に創刊した徳間書店月刊アニメージュで「機動戦士ガンダム」が取り上げられ、アニメーター安彦良和さんがクローズアップされました、
よっぽどのマニアでないかぎり、それまで「鉄腕アトム」や「宇宙戦艦ヤマト」や「ルパン三世」で目にしてきた名前は原作者や声優の名前ばかりが前に出てくるのが当たり前でしたが、安彦さんの登場で、アニメーターに注目が、うんと向けられ始め、第1期生の私たちも、職業としてのアニメーターを意識し始めることになります。安彦良和さんは我々にとってそんな存在です。

アニメ関係の展示物のほとんどは

紙に鉛筆で描かれたスケッチやデッサン、原画です。デジタルで描かれた絵を見ることが当たり前になった今日、見ていて、とても安心感と優しさを感じさせる展覧会でした。
順路の一番最後には、安彦さんがこの展覧会のために描き下ろした開催記念イラストの制作風景を定点カメラで記録したビデオが上映されていました。水彩画のイラスト制作ですが、ドライヤー片手に彩色する光景に懐かしさを感じ、雑巾のの代わりにトイレットペーパーをまるごとそのまま横に倒して筆拭きに使用されているのにびっくりさせられました。

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おでかけひよこ おでかけひよこ まずはオープンキャンパス来てや〜