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劇場版『じゃりん子チエ』の映画発想モンタージュについて学習

2025.01.27アニメーション学科

大阪デザイナー・アカデミー|イラスト・アート・コミックイラスト・マンガ・アニメ・CG・ゲーム・
グラフィック・フィギュア・特殊メイク・インテリア・プロダクト・フィギュア・ファッション・アクセサリーの専門学校

コンプライアンスが理由で制限がかけられる作品として

やり玉に挙げられること間違いないマンガ・はるき悦巳さんの『じゃりン子チエ』の劇場版アニメを教材に使って観賞。作品研究しました。

アニメの監督は高畑勲監督。原作の漫画のコマ割りをいかにアニメの画面に演出したかを、原作のマラソン大会の巻の最後の1ページを比較して学習しました。

原作では最後の1ページを、5コマのコマ割りを使って、マラソン大会のこの日の終わりを閉じています。
映画では、この居間でのエピソード中に、回想シーンをモンタージュして、この日の出来事、一等賞でゴールイン、ゴールテープを切る画面が使われ、歓びを振り返る、映画ならではの演出が取り入れられています。しかも、ゴール画面はサイズを変えアングルを変えテンポも変えて5回も繰り返すといった念の入れよう。

さらには、雨を降らせて、別の場所にいるテツにもカメラを向け、1等賞の笑顔と真逆の対比のモンタージュを演出して見せているのです。

高畑監督の演出の技が光ります。

劇場版『じゃりン子チエ』は1981年公開のアニメ

大デ・アニメーション学科には、こんな貴重な映画グッズが残っています。

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おでかけひよこ おでかけひよこ まずはオープンキャンパス来てや〜