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アニメでなく実写でグループワークする理由

2025.07.02アニメーション学科

デザインの専門学校 大阪デザイナー・アカデミー(旧:大阪デザイナー専門学校)

世界をつなぐ 鉄でつなぐの「な」に興味を持った大デ・アニメーション学科長の森です。

大デ・アニメーション学科のグループワークには大切な思いがあります。

ひとつの画面を作るために、グループのメンバー全員の気持ちが集中される事が何よりも大切にしています。
アニメ制作だと、絵コンテを描く人、キャラクターを動かす人、背景を描く人、撮影する人がそれぞれの制作場で個々の作業を行います。確かに、絵コンテにもとづいて全員が完成に向けてグループワークを行うわけですが、制作作業中は貴人制作しているようなものです。
ですが、実写制作の撮影場は、俳優役の人も撮影するカメラマンも照明音声に関わる人も全員が「よーいスタート!」の掛け声がかかって「カット!」の声がかかるまでのその時間、全員がその場の空気を共有し、作られる画面をイメージし、見守るのです。気持ちが一つになる瞬間が生まれるのです。

撮影前の計画と準備で全員が話し合いをし、数秒の画面を創り出すために、全員の気持ちが一つに集中します。
チームで協力して創作する、グループワークの本質を入学してきた最初の学期で経験するカリキュラムが、大デのアニメーション学科の特徴の一つで、強みでもあります。

映画は編集がいのちです。

撮りためたショットを、つなげていきます。
絵コンテ通りに順番に繋げていくのですが、アニメは映画なのですからモンタージュを工夫することも大切なクリエイティブワークとなります。
ここでも全員が確かめ合ってつなげていきます。

なぜ、編集が大切なのかと言えば、映画〈アニメ〉には動きやテンポ、タイミングが存在します。つながりが心地よいリズムを生み出すために編集ワークが大切です。
そして、モンタージュについてですが、撮影されて出来上がったショットはかならずしも絵コンテでイメージしたとおりの画面とはかぎりません。実写の場合だとなおさらです。そんなふうに出来上がってきたひとつひとつのショットを、どんなタイミングでつなぐか、場合によってはカットの順番を変えたり加えたり省略することもありえます。それらのクリエイティブワークが編集作業です。

大デ・アニメーション学科ではAdobe Premiereで動画編集作業を学習します。

今日、動画制作が日常化し、誰もがSNSなどで自作の動画を配信できる時代になりました。伴って数多くの動画ソフトが利用できますが、大デ・アニメーション学科はプロ仕様のAdobe Premiereを使用し学習します。

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おでかけひよこ おでかけひよこ まずはオープンキャンパス来てや〜