アニメ監督になるには
2024.10.07(最終更新:2025.05.19)
大阪デザイナー・アカデミー|イラスト・アート・コミックイラスト・マンガ・アニメ・CG・ゲーム・
グラフィック・フィギュア・特殊メイク・インテリア・プロダクト・フィギュア・ファッション・アクセサリーの専門学校
アニメ監督の仕事とは?
魂を込めたアニメづくりのために全体を調整する演出家
アニメ監督の仕事は、アニメ制作全体を統括し、作品のビジョンを形にする重要な役割です。
企画段階でストーリーやテーマ、キャラクターの設定を決定し、原作がある場合はその内容をアニメとしてどのように表現するかも考えます。さらに、演出やシーンの細かい表現を指示し、ストーリーボードの監修を行い、全体のクオリティを管理します。
監督はアニメーター、声優、脚本家など、制作チームの各メンバーと密接に連携し、作品を完成に導きます。また、キャラクターの動きや音楽・効果音の選定、声優に対する演技の指導など、細部にわたる判断も重要です。
完成後は作品全体のクオリティをチェックし、責任を持って作品を世に送り出します。
アニメ監督の年収はどのくらい?
アニメ監督の平均年収は650万円ほどです。ベテランになると900万円近くの収入を得ている人もいます。スキルやセンスを磨いて人気作品を創れる監督になると、年収も上がっていくでしょう。
出展:『アニメーター実態調査2019』(一般社団法人日本アニメーター・演出協会)
アニメ監督になるには?
アニメ監督になるためには、まずアニメ制作の基礎知識を学ぶことが大切。大学や専門学校でアニメーションや映像制作を専攻し、絵コンテや演出の技術を学ぶのが一般的なルートです。
その後制作会社に就職してアニメーター、演出助手として現場経験を積んでいきます。経験を重ね、演出家としてシーンの表現やカメラワークを指示する役割を担当することで、監督へのステップアップが見えてきます。
演出力が評価されると、まずはプロモーションCMやアニメの1話を任されるなど、監督デビューの機会が訪れます。最終的にシリーズ全体の総監督として仕事をするようになれば、監督として成功したと言えるでしょう。
アニメ監督になるために資格は必要?
アニメ監督になるための資格はありません。
ただし、「アニメータースキル試験」「アニメーション実技試験」といったアニメーションに関する資格があり、技術を磨くという点では受験することをおすすめします。
他にも「色彩検定®」などのデザイン系検定を持っていれば、演出などに役立つでしょう。
アニメ監督の将来性は?
近年、ストリーミングサービスや配信プラットフォームの拡大により、アニメ作品の制作がますます活発化しています。
また、技術の進化により、3DCGやデジタルアニメーションなど新しい表現手法が登場しているため、監督はこれらの技術を活用して新たな作品づくりに挑戦する機会があります。
加えて、国際的なアニメ市場が成長しているため、日本だけでなく世界で評価される監督になるチャンスも広がっています。
アニメ監督に向いているのはどんな人?
アニメ監督に向いている人は、まず想像力豊かな発想を持っている人です。それによって、独自のアイデアで作品全体のテーマやキャラクターなど人を魅了する世界観を創り上げることができます。
さらに、アニメ制作に関わるスタッフをまとめ、最終的な決定を下すリーダーシップやスタッフとの意思疎通を円滑に行うコミュニケーション力も大切。また、シーンごとの細かい演出やキャラクターの動きなど、細部にまで目を配り、魅力的な作品を作り上げる能力も求められます。
アニメ監督になるにはこの学科!
即戦力となるアニメーターを目指す
関西でも歴史のある大阪デザイナー・アカデミーのアニメーション学科。アニメーターや監督・演出など目指すポジションに別れたコースで、即戦力として活躍できるスキルをしっかりと身につけます。
多くの先輩が日本全国の制作会社・プロダクションで活躍していることが、名門校である証です。
アニメ監督に関連する仕事
-
制作進行
-
撮影
-
仕上げ