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アニメーターになるには

2025.07.08(最終更新:2025.07.10)

デザインの専門学校 大阪デザイナー・アカデミー(旧:大阪デザイナー専門学校)

目次

アニメーターの仕事とは?

キャラクターに動きをつけ、アニメーションの魅力を高める

アニメーターになるには

アニメーターとはアニメ作品を制作する際、キャラクターや背景などを描く人のことを言います。一概にアニメーターといっても「原画マン」と「動画マン」に分かれており、それぞれ担当するパートが異なっています。
「原画マン」は、アニメーションの動きの要となる絵を描いていく仕事です。絵コンテや設定資料をもとに動きの始めと終わりを描いていきます。魅力的だったり迫力のあるシーンを描きあげていきます。
「動画マン」は、原画マンが描いた絵と絵の間を描いて動きを表現する仕事です。パラパラ漫画のように少しずつずらした絵を何枚も描きあげて、細かで滑らかな動きを作り出していきます。
セルアニメーションが主流だった時代は、1枚1枚セル画に描き着色していましたが、現在ではデジタル作画でのアニメーション制作が基本となっています。

アニメーターの収入はどのくらい?

アニメーターの年収は初年度で約280万円です。ただし、一部の人々はこれより低い年収であるのが現実です。その理由としては、アニメーターの多くが契約社員やフリーランスとして雇われているため、不安定な収入環境にあることが挙げられます。スキルを上げれば1枚当たりの単価が高くなるため収入増加も見込めますが、なかなか難しいのが現状です。
しかし、待遇改善のための取り組みや求人動向の改善も進んでおり、将来的にはより良い待遇で働ける環境も期待されています。

アニメーターになるには独学?それとも学校?

独学でイラストを学び就職することも可能ですが、まずは進路として美術系・芸術系の大学や専門学校で基礎をしっかりと学ぶことが重要です。アニメキャラクターを描くだけではなく、デッサンや風景画といった基礎からデジタルツール技術のほか、美術的な感覚やデザインの知識もプロの講師から学ぶことができます。
その後、アニメ制作会社への就職活動を行い、アニメーターとして就職することができます。初めは経験を積むためにアシスタントとして働きながら、徐々にスキルを磨いていきます。さらに、演出や監督などのポジションへのキャリアアップも可能です。
また、最近ではソーシャルゲームやスマートフォンアプリといったゲーム業界での活躍も見られ、こうした新しい領域でもアニメーターとして活躍するチャンスがあります。   

アニメーターになるための進路チャート



アニメーターに資格ってあるの?

アニメーターとして働くために、持っていなければいけない資格はありません。

しかし最近では「アニメータースキル検定」やCGアニメーションの技術を測れる「アニメーション実技試験」「CGクリエイター検定」などが存在します。こういった検定を受験すると、自分のアニメーション制作スキルがどの程度なのか、どういったところを伸ばしていけば良いのかを発見・再確認するいい機会となります。

また「アニメーション実技試験」は学生対象の検定試験なので、在学中に受験することをおすすめします。

アニメーターに向いているのは?

アニメーターに向いているのは、クリエイティブな発想力と想像力を持っている人です。原画マンであれば絵コンテからどのようにして魅力的なシーンや迫力のある表現を描く必要があります。動画マンであれば、原画を元にどのように描けば滑らかな動きを表現できるのかを想像しながら描かなければいけません。
また、アニメーションは技術の進歩が早く、常に新しい技術や手法が登場します。そういった技術に対応できるように自己啓発を続け、最新の技術にアンテナを張り巡らせることができる向上心のある人も向いているでしょう。
さらに、チームワークとコミュニケーション能力も必要です。アニメーション制作はアニメーターだけではなく多くのスタッフとの協力や意見のやり取りが欠かせません。

アニメーターになるにはこの学科!

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アニメーション学科

専門学校大阪デザイナー・アカデミーのアニメーション学科は、豊富な経験とノウハウが詰まったカリキュラムで、アニメ制作の全工程を学ぶことができる学科です。世界で活躍するアニメーション監督や一流のアニメーターなど、業界をリードするクリエイターから学ぶことができるのが特長です。トップレベルの制作技術が習得できる環境が揃っており、全国のアニメ制作スタジオへの就職実績も多数!

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