西位先輩特別講座の第二日目

最近の学研の図鑑の進化に驚きのアニメーション学科長の森です。

初日のレクチャーから

二日目のこの日は、絵コンテを描き始める演習が行われ、制作するコマーシャルに登場する、キャラクターのデザインについての学習が始まりました。

アニメーションの画面の中で、キャラクターを立体的に様々なアングルで表現できるように、あるひとつの視点から見たイラストを描くのではなく、三面図と言われる、三つのアングルでデッサンされたキャラクターの全身をイメージして描きます。

①正面図

②側面図

③背面図

といった具合にです。

単に、3Dの設計図を描くわけではないので、正面の絵であっても側面図であっても、アイレベルを意識して、アイレベルより高い所は仰角で見たり、アイレベルよりも低い所のものは俯瞰で見るデッサンが必要です。

キャラクターデザインを

仕事にしている西位先輩ですが、やっぱりアニメーターですね。キャラクターのデザイン画を描くよりも、そのキャラクターを動かすことが楽しいんだって語っていました。

車の設計図を描くことよりも、製品がモーター音を鳴らしてサーキットを疾走する姿が恰好良いのと同じ理由かな。

明日3日目は

いよいよ撮影です。

絵コンテの画面を実写で撮って、それを描写画面に搔き起こして行きます。

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