AIを使ってライカリールを作成
2024.08.01アニメーション学科
大阪デザイナー・アカデミー|イラスト・アート・コミックイラスト・マンガ・アニメ・CG・ゲーム・
グラフィック・フィギュア・特殊メイク・インテリア・プロダクト・フィギュア・ファッション・アクセサリーの専門学校
パリオリンピックの開会式で、リュミエール兄弟やジョルジュ・メリエスが取り上げられたのを見てやはり映画発祥のフランスだと思ったうえに、アリス・ギイが紹介されたことにさらにさすがだと感激した大デ・アニメーション学科代表の森です。
今年度の在校生は
2年生がプロジェクションマッピングに挑戦。1年生は生成AIを利用してのライカリール作成と、時代の流れに乗っかって新しい技術を取り入れてのアニメーション学習に取り組んでいます。
ライカリール作成とは
映画やアニメーションを制作する過程で、絵コンテの各コマ絵に時間設定を施し連続した動画映像を作成することです。
絵コンテの並列に並んだコマ絵と違って、ライカリールは出来上がりのアニメ同様に画面が立ち代わり映し出されるうえに設定したタイミングで画面が変わっていくので、より出来上がりの映画やアニメに近いかたちでカット割りやモンタージュを確認することが可能なので、アニメーションの制作過程において必ず作成するようにしている大デ・アニメーション学科です。
#21世紀アカデメイア
動きの創作までをもAIに頼ることはありません
今回の生成AIの導入は、今後、明らかに当たり前なものとして日常に使われる生成AIがどういうものなのか実際に活用してみて、我々の技術の相棒としてどんなことが出来て使い勝手なのかを体験しました。
ですが、アニメーション制作の全工程をAIに頼るわけではなく、今回のライカリール作成のように、個人制作において作業の役割の一部を補う技術として試して活用してみることが目的です。
アニメーション学科ですから、キャラクターの創作や動きの創作までをもAIの力を借りようとは考えていません。ご安心ください。