子どもたちに夏休みのプレゼント
2025.08.16アニメーション学科
デザインの専門学校 大阪デザイナー・アカデミー(旧:大阪デザイナー専門学校)
ブルーロックの推しキャラグッズをぶら下げた東京で仕事をしている卒業生が母校に顔を出してくれて、久しぶりの若者会話ができて楽しかったアニメーション学科長の森です。
恒例のワークショップイベントに学生たちが参加しました。
宝塚市立手塚治虫記念館で、年三回実施している、子供たちを対象にしたアニメ教室。春のゾートロープ教室に続いてこの夏休みは「コマ撮りアニメーション作り」の体験教室の実施でした。
アプリ「ストップモーションスタジオ」を使って、クレイアニメーション作りに挑戦してもらいました。
クレイ(粘土)を使えば、絵を何枚も描くことをしなくても、粘土遊びをしながらアニメーションを作ることが出来るんだよ、小さな子どもたちにも簡単に。
クレイアニメを作ってみると、何に向いているのかが簡単に分かってしまいます。
アニメーター向きなのか、イラストレーター向きなのか、マンガ家に向いているのか、作家に向いているのか、芸術家に向いているのかなど...。
アニメ教室の指導役に就いた1年生たちは、入学して来てから「動かす」事について多くを学んできました。なので、子どもたちには、物体である粘土であっても、コマ撮りすることによって粘土がまるで生き物のように自由に動き出す楽しさを実感してもらう、アニメーターの面白さを実感してもらいたく取り組んで行く計画でしたが、動かす前に、粘土造形に一生懸命になる子供たち(まさしく、キャラクターデザイナーです!)、背景まで粘土で造形して世界観を創ることに一生懸命になる子供たち(舞台美術・美術背景といったぐあいでしょうか?)、ストーリー・物語を創ることに一生懸命になる子供たち、いろいとな取り組みをしてくれる子どもたちと出会いました。
でも、共通して言える事は、どの子どもたちも目を輝かせて創作の時間に没頭しています。
子どもたちに、夏休みの楽しい思い出をプレゼント
するワークショップイベントでしたが、一生懸命で熱心にモノ作りに励む子供たちと接して、逆に、アニメーション学科の学生たちは、子どもたちに負けずに好きなことを永久やろうぜ! という思いをあらためて思うことが出来ました。