AOプレスクールで動く面白さを実感する

羊毛フェルトの手芸作品のチクチクと進んでいく工程が痛々しく思っていたのに、全く違う発想で「気持ちよさそう」だと思ったアニメーション学科長の森です。

来春入学してくる新入生たちの入学前授業

AOプレスクールの第6回目でした。

アニメーション学科のプレスクールは、第１回目の卒業生現役アニメーターによる業界紹介と作画セミナーから始まって、第２回目は２年間のカリキュラム説明、そして、９月の出願受付が始まったタイミングで、課題制作に向けての説明・準備に取りかかり始まりました。

入学前にアニメーションを一本作り上げてしまおうよ

という取り組みです。

９月の制作プレスクールから参加しているプレスクール生たちは、その後、動き作りと撮影が済んでいて、この日から録音の準備です。
自身のアニメーションに効果音や音楽といった音声をダビングして、トーキーアニメーションとして映画仕上げを完了させます。

フリーの音源から、イメージにピッタリの音を探します。
そして、来月のプレスクールで、録音してサウンドトラックとして完成させて、アニメーション映画として作り上げます。

アニメーター養成学校なら

画力を上げる事だけを目標にして課題を設定するのでしょうが、大阪デザイナー・アカデミー　アニメーション学科は、アニメーション教育の場なので、、アニメーションの完成までを体験してもらいます。

動かすことの面白さ、素晴らしさ、魔法のような驚き、楽しさを

手に入れてほしいことが狙いです。絵の上手下手だけでアニメを見るのではなく、キャラクターが画面の中で動いて生き生きと活躍する楽しさを味わってほしいのです。

技術的な難しいことは

入学して来てから学べば良い。
いまは、何よりも、アニメーションって動いて面白いんだということを実感してもらって、作り上げたことの達成感を手に入れて、新学期に臨んでもらいたいです。