画面作りの基本は「覗き見」構図だったんだね
2024.08.13アニメーション学科
大阪デザイナー・アカデミー|イラスト・アート・コミックイラスト・マンガ・アニメ・CG・ゲーム・
グラフィック・フィギュア・特殊メイク・インテリア・プロダクト・フィギュア・ファッション・アクセサリーの専門学校
有線放送で冬のリビエラと木綿のハンカチーフを2曲続けて耳にしてしみじみと感じ入ってしまった大デ・アニメーション学科代表の森です。
夏期特別講座の最終日でした
この4日間の成果の発表会を行い、ゲスト講師西位輝実せんぱいより、一人ひとりへのコメントを頂きました。
一眼レフカメラに取り付けた標準レンズ
を通じて手に入れた画角の画面を理解して、キャラクターだけを認識して構図を計画するのではなく、背景の映り方をも認識して画面を構成していく、アニメレイアウト作画の基本に気付き、演習でアニメコマーシャルを作成して学ぶ四日間でした。
15秒のコマーシャルを作ることに一生懸命になってしまい
多くの学生が講座のテーマから逸れてしまったことに気付かされましたが、あらためて、安定構図ばかりでは映画にならないことを学び、レイアウトの学習ではあったものの、絵コンテのカット割りにおける一つ一つの画面の見せ方、そのサイズ、アングル、すなわち構図について、しかも映画的構図について学ぶことが出来た四日間の最終日でした。
印象に残った説明は
映画の画面って、覗き見の画面発想なんですね。
記念写真や集合写真、「撮って撮って」の記録映像ではなく、その場面、その場面での出来事を、その場にいてるキャラクターの動作や感情を、気付かれないように撮っている画面の連続なんですね。
最終日に、そんなことを気付かされた夏の特別講座でした。
#21世紀アカデメイア