大魔神と出逢う
2026.08.29アニメーション学科
デザインの専門学校 大阪デザイナー・アカデミー(旧:大阪デザイナー専門学校)
平成生まれのオランダからの留学生男子が
昭和の時代の、日本の特撮映画と出会った。東宝のゴジラならご存知だけど、(株)大映の『大魔神』はさすがに見たことも聞いたこともないそう。
そりゃそうでしょう。日本人の今の学生だって「・・?」な若者は大勢いるだろうから、
オランダ人の彼に「昭和の特撮映画って、人が着ぐるみを被ってミニチュアの舞台で暴れてたんだよ」って説明すると、信じられない顔をしたので、ライブラリーのコレクションに新しく加わったばかりの映画「大魔神」三部作DVDを見せたのさ。
見た後に彼が発した感想は
「母国で見ていた、子どものための教育番組を思い出した」んだって。
どんなのか番組なのか訊くと、ケータイの画面で見せてくれた。
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セサミストリートの様な、マペットを操演したキャラクターを使った番組らしい。
人間が人形を操って動かすのだが、そこが人間味があって見ていて楽しかったそうだ。
その、アナログな操演に両作品が共通しているモノがあり
見られてとても良かったと感想を述べてくれた。
たしかに、今日のCGで作られているモノは綺麗でリアルでカッコ良くて完璧で凄いのだけど、彼が言うには、アナログで作られたものには人間らしさや人間の個性が見えて伝わってくるものがあると言うのです。
わたしたちが作っているアニメーションも、一枚一枚動画用紙に鉛筆で描いて動画にしていくわけですが、面倒くさがらずにひとつひとつ描いていくことが、作者の人間味がそのまま画面に現れるわけなのですね。
来週から新学期・後期が始まります。
2年生たちは進路の決定と卒業制作の完成と卒業の最後の学期です。
1年生たちは就職活動に向けてと進級制作が始まる学期です。
進級制作のテーマは、自身で企画したアニメーションをデザインし演出し個人制作で完成させ発表します。物に命を吹き込む、アニメーションならではの取り組みを行います。
命を吹き込むということは
留学生の彼が感動したように、単に、リアルにモノを動かすというだけでなく、その物に性格を持たせて個性を表現しキャラクターにして見せることが課題です。
そして、作りあげて自己満足を手に入れて終わりではなく、上映発表を目指します。
留学生の彼が感じたキャラクター表現された動きを見た感動を、今度は、進級制作の発表会を見に来てくださった人々に与えることができると幸せですね。





















