キャラクターデザイナーになるには

2024.10.08（最終更新：2025.05.19）

デザインの専門学校大阪デザイナー・アカデミー（旧：大阪デザイナー専門学校）

キャラクターデザイナーの仕事とは？

魅力的なキャラクターを創造し、視聴者や読者・プレイヤーの感動を生み出す

キャラクターデザイナーの仕事は、ゲームやアニメ、映画やドラマ、ライトノベルなどの物語作品に登場するキャラクターの外見や個性をデザインすることです。キャラクターの見た目や衣装、表情、動きなどを考え、そのキャラクターがどんな性格で、どのような役割を持つかを視覚的に表現します。

具体的には、ラフスケッチを描き、コンセプトを固めた後、細かいデザインや色を決定。他のデザイナーやディレクターと協力し、ストーリーや世界観に合ったキャラクターを作り上げていきます。

プレイヤーや読者、視聴者が感情移入できるよう、キャラクターの魅力を引き出すことが重要な役割です。人々の心に残るキャラクターを創れたときには、やりがいも大きいです。

キャラクターデザイナーの年収はどのくらい？

キャラクターデザイナーの年収は、経験や働く企業、スキルレベル、雇用形態、プロジェクトの規模などによって大きく異なりますが、一般的には300万円〜500万円程度が多いとされています。

大手ゲーム会社やアニメ制作会社、映画制作会社などで働いたり、人気作品に関わったりすることで年収が500万円〜700万円以上になることもあります。また、実力や実績を認められ、リードデザイナーやアートディレクターなどの上位ポジションに就くと、年収はさらに増えることが考えられるでしょう。

フリーランスのイラストレーターとして働いている場合は契約内容によって異なりますが、グッズやメディアミックスなどさまざまな展開があると、その度にマージンが発生・収入が増えることもあります。

キャラクターデザイナーになるには？

キャラクターデザイナーになるためには、まずデザインやイラストの基本スキルを習得することが重要です。そのためには、大学や専門学校で学ぶことが近道になります。

大学ではイラストだけでなく、デザイン概論や歴史といった学術的な知識を幅広く学ぶことができます。一方専門学校では、実践がメインカリキュラムの学校が多く、デッサンや色彩の基礎から、PhotoshopやIllustrator、3Dアニメーション・モデリングソフト（MAYA）といったデジタルツールの使い方などを学びます。

またキャラクターデザイン専攻といったコースや専攻を設置している学校も多く、キャラクターデザイナーになるという意志が強い人にはより就職・デビューに向けての道が近づくでしょう。

他にも専門学校ではゲームやアニメ制作の流れ全体を理解する授業もあり、キャラクターがどのように作品に組み込まれるかを知ることもでき、将来ゲーム会社などで働く際、自分がどういう立ち位置でどういう役割を担うのかを在学中から知ることができます。

就職先としては、ゲーム制作会社やアニメーション制作会社、おもちゃ・文具メーカーなど様々。実力があれば、就職せずフリーランスのイラストレーターとして活躍しながらキャラクターデザインを行うこともできるでしょう。