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漫画家になるには

2024.08.13(最終更新:2024.08.13)

大阪デザイナー・アカデミー|イラスト・アート・コミックイラスト・マンガ・アニメ・CG・ゲーム・
グラフィック・フィギュア・特殊メイク・インテリア・プロダクト・フィギュア・ファッション・アクセサリーの専門学校

目次

漫画家の仕事とは? 

人々にドキドキやワクワクを提供するクリエイター

漫画家になるには イメージ

絵を描くのが好き、物語を想像していると没頭してしまうーー。
そんな人にとって、漫画家はまさになりたい仕事として出てくる代表的な職業です。小中学生に聞く「なりたい職業ランキング」などでも、毎年のように上位にランクインされているほど、憧れの職業でもあります。
漫画家の仕事は漫画を描くこと・創り上げることですが、その工程には、アイデア出し(原案)、プロット(ざっくりとした展開や流れの考察・設定付け)、ストーリー作成、キャラクターデザイン、ネーム(コマ割りや配置などの大まかな下書き)、作画・ペン入れ、トーン貼り、カラー入れといった多くの作業があります。1人で全ての工程を行っている漫画家が多いですが、中には原案担当や作画担当などグループで活動している漫画家もいます。
作画以外にも、作品のテーマについての調査や参考のため取材に出向いたり、担当編集者との打ち合わせも行います。1人で黙々と漫画を描くイメージが強いですが、色々な人とコミュニケーションをとりながら仕事をすることも多いですよ。

漫画家の年収はどのくらい?

漫画家は、個人で仕事を請け負うという基本的にフリーランスのスタイルで働いていきます。そのため、毎月同じ額の収入が保証されていません。
漫画が雑誌やwebコンテンツに掲載されると、「原稿料」という形で漫画家に支払われます。最近はweb漫画も増えてきており、閲覧数やダウンロード数に応じて原稿料が発生するものもありますが、基本的には1ページ単価や1作品に対していくらという契約となっています。雑誌掲載であればページ数が決まっていることが多いため、原稿料を多くもらうためにいっぱい描く、ということもできません。
もちろん漫画が掲載されたり読まれたりしなければ原稿料は発生しませんから収入は0のままです。デビューできても新人の間は原稿料が低い雑誌や出版社が多いのが現実です。そのため、原稿料のみで生活できるまではアルバイトや他の漫画家のアシスタントとして生活費を稼ぐ人が多くなっています。
このように人によって収入がばらばらなため、平均値を出すのが難しくなっていますが、有名漫画家であれば原稿料だけで数千万、アニメ化や実写化など様々なメディアミックによって億を越える年収を得ているのも事実です。

漫画家になるには?

デビュー方法

漫画家としてデビューするためによく聞くのが「編集部への持ち込み」と「コンテストの応募」。
まず持ち込みは、出版社や雑誌編集部に直接自分の原稿を持っていって自己アピールする方法です。全ての編集部が受け付けている訳ではありませんが、確実に自分の作品を編集者に見てもらうことができます。
編集者からアドバイスをもらえる他、場合によっては担当がついたり突然の休載の時の穴埋め作品としてストックしてもらえることも。自分1人では気がつかないポイントなどをアドバイスしてもらえるので、おすすめです。
また最近では同人誌即売会などで、様々な出版社が出張編集部としてアポ無しで漫画をチェックしてくれる機会もあり、持ち込みのハードルが低くなっています。

コンテストの応募は、持ち込みよりもデビューできるチャンスが大きくなっています。多くの新人賞では大賞などを取った優秀者は確実にデビューできるという副賞を設定していることが多いからです。
また、審査員は今をときめく有名漫画家であることが多く、自分の憧れる漫画家に自分の作品を見てもらえる・アドバイスがもらえるチャンスでもあります。
ただし持ち込みとは違い、応募しても面白い作品でなければ選考に進めず、評価すらもらえないこともあります。

インターネットが発達した現在では、SNSやイラスト投稿サイトなどで作品を発表し、人気が出た結果、編集部などからスカウトされて漫画家デビューといったデビュー方法もあります。
これは普段からSNSを活用して自分の作品を多くの人に見てもらう必要があるため、アカウントの活用能力・管理能力も必要となってきますが、自分のオリジナル作品をすぐに見てもらえ、すぐに読者の感想や反応がもらえるメリットもあります。

漫画の書き方・学び方

とても面白い独創的なストーリーが思いついても絵や構図を描くスキルがなければ漫画として再現できませんし、逆にいくら絵が上手でも読者に面白いと思ってもらえる話でなければ読み続けてもらうことはできません。
こういったストーリーの構成や絵の構図、配置などは独学で学ぶものだと思っている人も多いのではないでしょうか。もちろん描き方の教本も多く発売され、インターネット上には描き方講座などのサイトもあります。
しかし、先ほどの持ち込みの際にも書いたように、独学では気がつかない欠点や考え方などがどうしてもあります。そういったところを指摘してもらえたり、直接プロから指導を受けられるのが専門学校や大学で学ぶことのメリットの1つです。何よりも道具やマンガソフトの使い方は1人で学ぶより明らかに早く確実に身につきます。
その他専門学校などでは学校に編集者の方からきてくれる出張編集部などのカリキュラムや、学校独自のコンテストによって担当編集がつくなど独自で持ち込みや応募をするよりはるかに労力が少なくなるメリットもあります。

漫画家の将来性は? 

日本の漫画は世界中で人気があり、海外での出版や翻訳も進んでいます。特にアメリカ、ヨーロッパ、アジアの諸国などでは、日本の漫画がポップカルチャーとして浸透。この人気は今後も続くと予想されます。
また、デジタルプラットフォームの発展により、漫画の配信方法が多様化しています。ウェブや電子書籍など、新しいフォーマットでの発表が可能になり、より多くの読者にリーチできるようになっているため、読者層も広がっています。

漫画家になるために資格は必要?

資格は必要ありません。漫画は芸術やクリエイティブな表現の一環であり、作品性が重視されることが多いです。技術や色彩感覚を鍛えるという観点であれば、クリエイティブ系の検定などを受けてみるのもいいでしょう。
・色彩検定
・色彩士検定
・Illustrator®クリエイター能力認定試験
・Photoshop®クリエイター能力認定試験
・CGクリエイター検定

漫画家に向いているのはどんな人?

・自分の世界を考えることが好きな人
・締切りまでのスケジュールを立てて取り組むことができる人
・長時間机に座り続けるので、集中力や体力がある人
・色々なことに興味を持てる人

漫画家になるにはこの学科!

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大阪デザイナー・アカデミー マンガ学科

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プロの漫画家から個別指導メインのカリキュラムで一人一人にあったアドバイスを受けながらデビューを目指します。

漫画家に関連する仕事

・漫画原作者
・webtoon作家
・小説家
・キャラクターデザイナー
・Vtuberデザイナー
・アニメーター
・イラストレーター
・絵本作家

おでかけひよこ おでかけひよこ まずはオープンキャンパス来てや〜