進学イベント「SummerFestival」
2025.08.25アニメーション学科
デザインの専門学校 大阪デザイナー・アカデミー(旧:大阪デザイナー専門学校)
襟付きシャツの真っ先にダメになるところが気になってアンケートを取り始めたアニメーション学科長の森です。
この夏の高校2年生1年生向けに行われたドリームキャンパス
SummerFestivalの第2弾を行いました。
アニメーション学科は、現役アニメーターによる業界セミナーでした。
ゲストは、卒業生で、総作画監督でキャラクターデザイナーの実績のあるアニメーター・西位輝実先輩。
アニメキャラの仕事をこなしてきた西位先輩からキャラクター創作のお題をいただき、その添削を見学する講座でした。
お題(テーマ)は三つの言葉から
という、ちょっと変わった試みです。ですが、業界では常識的な行いなんですって。
西位先輩が関わった東映の「プリキュア」だって、仮面ライダーのシリーズだって、当たり前のように行われている方法なんだって。
イメージやアイデアが被らないようにという発想で行われている説明を聞かせていただきました。
キャラクターデザインの大切なキーワードとしてはシルエットという言葉が頻繁に登場しました。
そのキャラクターの特徴や個性を持たせる、印象的にする、そのためには一目見ただけで分かるシルエットの特徴がデザインする上において大切だという話です。
プロの仕事の流儀としては
単に好きなものを描くというだけにならず、ターゲットを意識することについて話を聞きました。
高校生たちへのアドバイス
としては、好きなものだけに偏らずに、いろいろな物事に興味の幅を広げて、引き出しやポケットを数多く持てるように日々を過ごすことの大切さについて語ってくださいました。
添削の中で共通していたアドバイスは、もう少し強調させて見せたり、大げさに表現したり、シンプルに考えてみたりしてみては、という言葉でした。
どの作品もまとまりがあって奇麗な作品が多かったのですが、インパクトを大切にするならば思い切ってこんな風に変えてみてはというアドバイスが印象的でした。