ボードゲームで遊びながらコミュ力アップ
2025.08.27アニメーション学科
デザインの専門学校 大阪デザイナー・アカデミー(旧:大阪デザイナー専門学校)
おーいお茶よりももしもしお茶の方が良いなと思ったアニメーション学科長の森です。
ボードゲームと言えば
すごろくやタカラの人生ゲームやオセロ、将棋やチェスを思い浮かべてしまう世代のわたしですが、今回、今の人たちが集まって楽しそうにしてプレイしている、近頃のボードゲームを体験しました。
「コードネーム」は
2チームに分かれてスパイマスターからのヒントを頼りに25枚のカードの中から自チーム側の単語が記載されたカードを全て探し当てる協力型のゲームです。
ヒントを出す側が仲間の言葉を正確に推測するために、相手の思考を理解する能力が問われます。また、回答者側もヒントをもとに仲間が意図する言葉を見つけ出す必要があり、互いの理解を深める洞察力と協調性が求められるため、コミュ力が問われるゲームです。
「ito」は
手札の数字を、直接数字を言葉に出さずにテーマに沿った数字以外の言葉を使って全員のカードを数字の小さい順に並べることが出来るかをチャレンジするゲームです。人によって数字のとらえ方や価値観が違いズレが生じることで、コミュニケーションが思うとおりに交わせず勘違いが起こったり説明を聞いて納得したり笑ったりできるゲームです。
「自己啓発本を作る」は
参加者たちが売れる自己啓発の本の表紙と帯をデザインして競い合うゲーム。本の題名は予め用意されている単語カードから探して選んで組み合わせて作文するので何も思い浮かばなくて決まらないという具合にはならないです。
将棋もチェスも囲碁も
対戦相手同志でペチャクチャと会話を交わしながら進めるゲームではありません。人生ゲームやすごろくはお喋りしながら遊ぶと楽しさはふくらむでしょう。
ですが、今回遊んだどのボードゲームも、協力し合ったり、考えを述べたり、伝えたり、コミュニケーションを交わさない事にはゲームが進行しませんし、ゲームを楽しめないものです。
単に勝ち負けを決めるだけのゲームではありませんし、順位を競うだけのゲームではありません。
プレーヤ--全員が、仲間と対話し合ってコミュニケーションの楽しさを体験し合いました。