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カゲ色は寒色系で着彩すべし

更新日:2020/10/06

宮沢賢治原作

の「風の又三郎」はご存知ですね。

 

1988年に

㈱マッドハウスとコナミ工業㈱が制作したアニメーション作品があります。卒業生も制作に関わっているので、学科のライブラリーにコレクションされているアニメです。

名作アニメシリーズにラインナップされているいくつかの作品の一つですが、DVDではなくVHSテープでしか現存していない貴重なコレクションです。

色彩表現が

ユニークは秀作なので、アニメと色彩というテーマで、必ず、教材として利用しているアニメです。

 

 

色彩の

なにがユニークかというと、カゲの色が青色なのです。

夏休み明けの

9月1日の新学期なので、場面は東北といえども、残暑の太陽の光が頭の上からまともにあたって、運動場も乾いて真っ白に輝いている。この真っ白な運動場に青い影!

でも、影が青いって、科学的にもまちがったことではないんですよ。

影だけでなく

教室の中や、陰にも寒色系の色彩が使われています。

 

誰もが

カゲといえば黒色を使って描写しますよね。そうしてしまうと、画面は暗く不健康な色彩になってしまいます。

ルネサンスのダ・ヴィンチの絵画や、それ以前の宗教絵画の色彩がその典型です。

それに対して

印象派の絵画の色彩はいかがですか?

カゲ色を黒色一辺倒の発想から脱出して、色彩は、太陽を感じさせる明るい色彩に変化しました。

アニメ『風の又三郎』は印象派の絵画の発想で美術されているのです。

 

それ以外にも

フェード・インの表現にも工夫がされています。

真っ白な画面に風景が現れるのですが、ごらんのとおりです。

黒い画面から

イメージが現れるのではなく、描写した色彩でフェード・インを表現しています。

 

美術監督の

青木勝志さんに直接お話しを聞かせていただきましたが、シンプルですが太陽の光の性質を正しく発想に取り入れた色彩なのです。

 

それ以外にも

絵本が原作の、トミー・アンゲラーの『すてきな三にんぐみ』のアニメーションも鑑賞しました。

こちらも

シンプルですが、とても大胆な色彩の作品です。原作の絵本のイメージをとても大切に作られているアニメーションです!

 

このように

貴重であったり珍しいアニメーション作品のコレクションがライブラリーされているアニメーション学科です。

 

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